アウトライン転写紙は、筆で絵を描くことを容易にする便利な転写紙です。
細く、薄いグレーのラインでふちどりだけを
1、白無地転写紙と同じように、アウトライン転写紙を貼って乾かしてから
  焼成する前に描く方法
2、アウトライン転写紙を貼り、一旦焼成した後に描く方法
  があります。

なんといってもきれいな仕上がりは転写紙を使った作品だと思います。
しかし、個性をより強く感じるのは筆などで描いたものであり、自己満足度も高いのです。
どちらかと言えば、転写紙だけで仕上げた作品は、出来が良すぎて「手作り」を感じないのです。教室を開いていて感じることは、トールなどを経験して絵をかける人はやはり描きたがるということです。
ところが、トールと同じようには描けないもどかしさ・・・・

この悩みを、うまく解決してくれるのがこのアイテム!
アウトライン転写紙とストロークレッスンシートです。さらに同時発売の油性メデュウムによって、全く絵が描けなかった人でさえ、短期間に素敵な作品が描ける様になります。
みなさんも是非、このテクニックをマスターしてみてください。

この転写紙を貼って、焼成後に描く方法だと、何度でも消して描き直すことができるので本格的チャイナペインティングの入門的存在になるかもしれませんね。
インストラクター資格取得コースの標準カリキュラムには入っていませんが
是非、マスターして頂きたいテクニックだと思います。
上絵の具で絵を描くということは、トールペイントを経験した人たちには、簡単なことのように思えるかもしれませんが、アクリル絵の具で板に描くトールとは全くもって大違いです。上絵の具を水溶性メデュウムで溶いたものは、ちょうど薄めた練り歯磨きのようなものです。そのうえキャンバスは白磁ですからガラスのようなものですね。ガラスに薄い練り歯磨きで絵を描いたと思ってください。

1、乾いても手などで軽くこすれば簡単に剥げてしまいます。
2、乾いたからといってその上に別の色で重ね描きができません。
3、かすれたときに、重ね塗りしても均一に塗れません。

以上のように、トールペイントとは絵の具の性質が違うので、上絵の具による独特の描き方が要求されます。

1については慎重に、手や袖などが触れないように描かねばなりません。
2についてはトールではドライヤーで乾かせばOKですが、上絵付けでは一旦
  焼成しなければなりません。
3については1筆でストロークを駆使するほかありません。

ご安心ください。上記はチャイナペインティングと呼ばれる描き方なのですが、
ポーセラーツの場合は根本的に異なった方法で絵付けをします。

その方法は、転写紙のページで紹介した白無地転写紙を使います。
まず、絵を描こうとする範囲に合わせて、やや大きめの白無地転写紙を他の転写紙とほぼ同じ要領で貼ります。但し、ティッシュでこすらないこと。表面がざらついた画用紙状ですが、濡れているうちはオブラートのようにデリケートなので、特に取り扱いに注意してください。
ティッシュでよく押さえスキージーで軽く丁寧に水分を追い出せば30分から1時間程度で乾きますから、この上に上絵の具で描くのです。

1について注意は必要ですが直に描く場合とは比較にならないほど安全です。
2、ある程度の重ね塗りも可能になりますよ。
3、繰り返し筆を重ねられます。(あまり厚塗りするとよくありません)

仕上がりは水彩画風のタッチになります。焼成すると、転写紙は蒸散して無くなり、上絵の具の部分だけが融着してきれいに仕上がります。
但し、この転写紙を使って描くときは、切り取る以外に、消す方法はありません。
又、転写紙に比べ。上絵の具を使うときは部分的に絵の具の厚みなどが変わるため、焼成してみると思わぬ失敗(飛び、剥がれ)がおきることがあるものです。特に厚塗りには注意が必要です。そしてできれば釉薬の柔らかい白磁(ボーンチャイナ、ファインボーン、ニューボーン、マグナチャイナ、ファインポーセリン等)に描くことをおすすめします。なぜなら、仕上がりがきれいだから。 
見えますでしょうか?
アウトライン転写紙を貼ってから焼成した白磁です。
うっすらと花の縁取りがおわかりいただけるでしょうか
いきなりアウトラインに沿って描いてもいいのですが、やはり筆を持つ手はふるえたりはみ出したりすりものです。
そこで活躍するのが新教材のレッスンボードとストロークレッスンシート。
レッスンボード(アクリルの透明板)の下にレッスンシートを敷き、この上からなぞるようにしてストロークを練習します。描いては消し描いては消しを繰り返すうちに、絵の具の特性や筆の使い方に慣れてきますから、自信がついたら直接白磁に描いてみましょう。
白磁に描いてからでも、何度でも消して描き直しができますから怖がらないで!

油性メデュウムは、水性に比べ、粘りが強いので、ツルツルの白磁の表面にも、うまく描くことができます。濃すぎて描くにくいときはラベンダーオイルを少量つけて薄めます。においが強いのがたまにきずかな?
水性ほどではありませんが、重ね塗りには適していません。
ワンストロークでの絵柄ではなく油絵タッチの絵を描きたいときは、全体的な配色を薄めに描いて焼成し、その上から濃いめに色づけして再焼成、輪郭やシルエットで仕上げて最終焼成という風に焼成と絵付けを繰り返します。
このようにストロークレッスンシートの上に透明のアクリル板を重ねて置き、実際に上絵の具を筆につけてストローク(筆づかい)の練習をします。
自信がついたら白磁に描きます。
アウトラインが描かれているので簡単に描けるようになります。
又、アウトライン転写紙が焼成済みなら、何度でも描き直しができるから安心!

いろんな花柄見本とアウトライン転写紙がペアになっているのでいろんな花が簡単に描けるようになりますよ
この画像にマウスの矢印で触れると
仕上がりの写真に変わります
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